あなたは食事にゆっくり時間をかけていますか?
何かをやりながら食事してませんか?
このブログはそんな忙しい現代の世の中で生きる私達が究極に食事を楽しむ方法、マインドフルイーティングについてを書いたブログです。
思いっきり食事を楽しみたい方、食事について改めて考えてみたい方必読です。
1.究極に食事を楽しむマインドフルイーティングって何!?
マインドフルネスとは、
”体がある場所に心を落ち着け、「今、この瞬間」をしっかり味わうこと。”
マインドフルイーティングとは
”食べるという作業に意識を集中すること”
集中することによって、そのお料理を最大限に楽しむことが出来る。
マインドフルイーティングはそれだけではありません。
こんな嬉しい効果もあるのです。
1.体重を減少を促進する
2.ムダ喰いを減らすことが出来る
3.ストレスを減らすことが出来る
『食べるという作業に意識を集中する』
一見簡単そうに見えますが、この多忙な情報戦争を生きる現代人にとって食べることだけに集中するのは、なかなか難しいことです。
あなたは”ながら”で食事をしていませんか?
テレビやスマートフォンを見ながら、または新聞を読みながらetc..
食事をしている時に食事以外のことに気を取られていると、
1.食べることで満腹中枢から送られてくるシグナルに気づかない
2.そのお料理を食べることで得られる幸福感に鈍感になってしまう
3.食べること以外にもからだは機能してしまい、消化吸収もスムーズに行われない
そのため食べ過ぎたり、気づかないうちにストレスがたまったりといった弊害が発生してしまいます。
思い返してみると、がんばってお料理をしたときや、凄く楽しみにしていた外食、行列に長い間並んで食べた時など、食べることに集中した時の食事はいつもより満足感が高いと思いませんか?
食べる事に集中することで、脳に”食べたよ”というシグナルがきちんと伝達されます。
そうすると、習慣に負ける事なくあなたが”食べること”をコントロールできるようになるのです。
食習慣が改善されることで、お腹が空いた時だけ食欲が湧くようになって間食もなくなるほか、一つの事に集中する能力が上がることで、仕事の効率アップやストレス解消と行った事にもつながるのです。
2.マインドフルイーティングの要点
マインドフルイーティングの要点は以下の5つ。
・食事と向き合う
・感謝のこころ
・私達は生かされている
・5感をフルに使って味わう。
・食事そのものを味わい、楽しむ。
以下で詳しく説明していきますね。
食事と向き合う
どうしてそのお料理があなたの目の前にあるのでしょう?
そのお料理は誰かが作ってくれているからですね。
そのお料理の食材はどうやってお料理人に辿りついたのでしょう?
食材を運んでくれた人がいるからです。
そして、そのお野菜を作ってくれている農家さんたちがいます。
色々な人がいて、そのお料理があなたの目の前にあるのです。
お料理が目の前に現れるまでのストーリをイメージした時、あなたの心の中には何か変化があるでしょうか?
いつも普段通りに食べている時には、「当たり前」に目の前のご飯を食べていることが多いかと思います。
改めて、その食事が目の前に存在している理由を感じたり考えた時、何か心には感情や想いが生まれてくるでしょうか?
あなたの心の状態を観察しましょう。
感謝のこころ、私達は生かされている
食べ物に感謝する
食事と改めて向き合ったときに、あなたはどう感じましたか?
普段「当たり前」に食べている食事ですが、色々な人々の働きがあって、あなたの前にお料理があるのですね。
そんなお料理を「感謝」の気持ちでありがたくいただきましょう。
お野菜も、人もみんな生き物です。
ありがたく命をいただくことで、私たちの命が紡がれています。
私たちは生かされているということです。
色々な人々が携わってこのお料理が今あなたの目の前にあります。
私たちは全ての命に生かされています。
食べるものに対して敬意を払いましょう。
食事を共にできる仲間にも感謝ですね。
5感をフルに使って楽しむ、 食事そのものを味わい、楽しむ。
お料理を目の前にしたら、
まず視覚を使って色、形をよく観察してみたり、
嗅覚を使って香りを楽しみましょう。
やさしい香りがしたり、あたたかい香りがしたりするかもしれません。
そうしていると、もう唾液が出てくるはずです。
ジュウジュウ言っている音が聞こえるかもしれません。
そして、ひとくち口の中へ入れてみたら
舌で転がしたりして質感を感じてみましょう。
それから、噛んでみましょう。このとき食感を楽しみましょう。
コリコリしたり、パリパリしているかもしれません。
しっかり噛んでゆくことで、お料理の味が出てきます。
どんな味が口の中に広がっていくでしょうか。
味を存分に楽しみましょう。
このとき歯やノドの動き、感覚にも意識を向けてみましょう。
食事と真剣に向き合った時、いつもとは違う味や感覚が生まれて来ませんか?
3. マインドフルネス実践法
食事の前の1~2分食べ物に感謝する時間をとりましょう。
そして、何かをしながらではなく、座って、ゆっくりとお食事をしてみましょう。
最初の数分だけでもOKです。
出来れば5~10分黙って食べてみましょう。
お料理を食べる少し前に
呼吸を整えましょう。呼吸を感じられる場所を探します。
鼻が膨らんだり、お腹が膨らんだりしているかもしれません。
好奇心を持って注意を向けてみましょう。
目を閉じて深呼吸しましょう。
配膳が終わったら、
天土の恵みと、多くの人々の働きに感謝して、大地の恵みを謹んで
いただきます。
5感を使ってお料理を楽しみましょう。
一口食べたら、箸を置く。
飲み込んだら、また箸を持って次の一口をいただくとしてみても良いです。
しばらくしたら、
目を閉じ、胸に手を当てて心臓の鼓動を感じましょう。
今、私たちはしっかり生きていることを確認しましょう。
心臓がしっかりと動いているのは、私たちが食べたものがしっかりと私たちの血となり、肉となっているからです。食べたもののエネルギーが私たちの命に変わっていくことを感じましょう。
その食材が育った大地や育てた人、太陽を想像してみてください。
どうしても時間の無い方は、
食べる前にお料理を10秒見て感謝する。
どんな忙しい人でも10秒なら取れるのではないでしょうか?
4.その他大切なこと
旬のものを食べる
その時期にとれたものを食べることで、自分と地球がつながっていることを感じられます。
なにより旬なものは栄養も豊富で美味。
本当にお腹が空いたときだけ食べる
マインドフルイーティングで大切なのは、本当にお腹が空いた時だけ食べるということ。
たしかに、お腹が空いているときの食事は一番美味しいですよね?
満腹感を少しでも感じていると、食べ物への感謝や、食べることへの集中力が持続しないそうです。
YOU ARE WHAT YOU EAT
You are what you eat
あなたはあなたの食べたもので出来ている
私達は食べたものを消化・分解・吸収してそれを私達のからだひとつひとつを作っています。シンプルな言葉だけれども本当にその通りですね。
食事はその人の健康や美容に関わるだけでなく、心の状態にも大きく作用します。
こんな素敵な記事を見つけました。
皆さんも是非読んでみてください。
『食事と向き合うことは自分自身と向き合うこと』
5.まとめ
以下、マインドフルイーティング インストラクター いとうみのる氏からのお言葉です。
マインドフルイーティングでお伝えしたい骨子は以下の通りです。
・食事と向き合う
・料理してくれた人、運んでくれた人、作ってくれた人に感謝
・命の連綿に感謝
・私たちは生かされている
・5感をフルに使って味わう
・食事そのものを味わい楽しむ
感謝、愛情、つながり
そのようなものがお伝えできるといいなあと思っています。
みなさまとの繋がりに感謝です!
Much love,
みのる
みのるさん、ありがとうございます。
皆さんも、マインドフルイーティングを取り入れて、毎日のお食事を更に美味しく、、感謝と愛情にあふれ、皆とのつながりを感じるものにしてみませんか?