家庭菜園

世界一簡単にプランターで無農薬・無化学肥料で育てられる野菜・ハーブ

投稿日:2019年5月31日 更新日:

さて家庭菜園を始めよう!
と意気込んで始めたけれども、途中で枯れちゃった。。
何故だか上手く育たない。

私もそうでした。
小学校のときに育てた、あの簡単なはずのトマトでさえも葉っぱは大きくなるけれども実が一向にならない・・どうしてー!??
(今思えば土の栄養不足が原因だったんですね~!)

でも、せっかく家庭菜園を始めるなら、無農薬・無化学肥料で安全安心なお野菜を作りたいですよね!

というわけで、
このブログでは、そんな家庭菜園超初心者の私でもベランダで育てられた優秀お野菜・ハーブたちをご紹介します!

もくじ
1.葉ネギ (再生植物)
2.あずき・いんげん
3.ミョウガ
4.バジル  (再生植物)
5.ミント  (再生植物)
6.三つ葉

んん?
再生植物とは一体なんだ?

と思った方もいるでしょう。
再生植物とは、植物の一部があれば、そこからまた育つ植物のことです!
なんと、種を買わなくても良いんですね~!!
凄い!!

1.葉ネギ

ネギ
一番左から、ネギとアマランサス。ラズベリー。ネギ。ネギとバジル。
手前がニンニク。

必要なもの

・買ってきた葉ネギ

・プランター
 3~4株ならば 20~40㎝
 それ以上ならば 60~65㎝
(ネギは良く使うので、多めに育てているといつも使えて便利)

育て方

葉ネギは一度植えておけば何度でも使える優秀選手!

買ってきた葉ネギの根元の部分5㎝くらいの部分を残しておきます。
他の部分は使ってOK。
根からたったの1㎝くらいあるだけでも育つのですが、
5㎝位あった方が伸びが良いのです。

以前、相棒が根本3㎜でうっかり切ってしまったリーク(長ネギの太いやつ)を
試しに再生しようとしたのですが、ダメでした!
さすがに薄すぎた~っっ

もうすでに根が長かったら、そのまま土に挿して大丈夫。
生きのいいやつだと、その辺にほったらかしにしておくと、
空中でも育ち始めます!

根がすごく短かったらお水の入ったコップに暫く挿しておいて、
ちょっと根っこを育ててあげてから土に挿してあげます。

お水は茎の部分少しと根が浸かっていればOKです。
お水は腐りやすいので、なるべく毎日取りかえるようにしましょう~。

葉ネギは密生を好むらしいので、我が家では結構密集させて育てています。
ネギとネギの間隔はにぎりこぶし1個ほどでOK!

今の畑のネギの様子。

白い部分が伸びてきたら、土を寄せてあげると白い部分が多い葉ネギが収穫できます。

そんなネギの根っこには病原菌を退治する菌がいて、なんと土の殺菌までしてくれるのです!
ネギは優秀ですね~。

育てる環境

ネギは日が良く当たる場所が好き。
よく日の当たるところにおいてあげましょう。
育ち方が変わりますよ。

左:日当たり悪いところ 右:日当たりのよいところで育ったネギ 同じ日に植えた

水やり

土の表面から2-3㎝くらいの部分の土が乾いて来たら、
プランターの下から水が出てくるまでたっぷり水やりをしましょう。

収穫の仕方

葉の部分だけをハサミで切り取って使うと
なんども伸びてきてくれます。


ネギ坊主(ネギの花)が咲いたら、花を切り取って素揚げまたは天ぷらにすると
ネギのかおりがふんわりとして、とてもおいしいですよ~!!

2.あずき・いんげん

豆
小豆といんげん豆

必要なもの

・乾燥小豆、乾燥いんげん豆

・プランター

育て方

こちらも凄く簡単です。
乾燥小豆・いんげん豆を深さ3㎝くらいの土の中に2~3粒ずつ埋めるだけ!

あとは放置しているだけで、芽が出てぐんぐん伸びて、沢山の小豆といんげん豆を収穫させてくれました!

我が家のプランターは深さが40㎝くらいでしたが、たった数粒のお豆からびっくりするくらいのお豆を収穫させてくれました。

ツルがぐんぐん伸びるので、高い支柱を立ててあげましょう。

種まき時期

6月~7月

育てる環境

あずきも、いんげんも、日が良く当たる場所が好き。

水やり

土の表面から2-3㎝くらいの部分の土が乾いて来たら、プランターの下から水が出てくるまでたっぷり水やりをしましょう。

収穫の仕方

小豆の収穫は、さやがすごく乾燥してから!
ただ、ずーっと見守り続けていると、ある日はじけ飛んでいるので、あずきたちが迷子になるので注意!

3.ミョウガ

ミョウガ

必要なもの

・根茎

・プランター30㎝以上のもの

育て方

ミョウガは根株という根っこから増えます。
初夏に根株という2-3㎝の細い枝の様なものを入手して、それを土に植えておくだけなのです。
わたしも最初根株らしい枝をいただいたときは、
すっかり半信半疑でした。

枝がミョウガになるの?

でも植えてみたら、ニョキニョキ葉が出てきましたよ~!

プランターは
深さのあるプランター(30㎝以上)が良いです。
(私はお店で買った土の袋の底に ”プツプツ” とフォークで20か所くらい穴を開けて、その中で育てていました。深さは50㎝くらい。)

収穫はなんと、2年目からです。
1年目は気長に待ちましょう。
1年目は冬になると下の写真の様に土から上に出ている部分が枯れてしまい、不安になります。

ミョウガ

冬のミョウガ

が、根は生きています!
水やりをすっかり忘れないようにしていると、
2年目の春先にまたしっかりとした葉がまた出てきます!

我が家では1年目は1本生えていたミョウガくんでしたが、
肥料も何もやらない状態でも
2年目には、いつの間にか茎が4本に!!

そして、ミョウガは5つ収穫出来ました~♪やったー!
(・・・しっかり追肥しておけばもっと収穫出来ていたのかもしれませんねっ)

育てる環境

日陰を好みます。1日中陰になっている場所で育ててあげましょう。

水やり

土の表面から2-3㎝くらいの部分の土が乾いて来たら、プランターの下から水が出てくるまでたっぷり水やりをしましょう。
元々じめじめしているところが好きなので、水はたっぷりめに。
冬も忘れずに水やりをしましょう。

収穫の仕方

ミョウガが出てきたのを見逃さないように、収穫期になったら頻繁にチラ見しましょう。
ちなみに
7月8月に採れるものを夏ミョウガ。
9月10月に採れるものを秋ミョウガと呼ばれています。
ミョウガの天ぷらおいしいですよね~!!

ミョウガを発見したら、そっと手でミョウガをつかみ、軽くひねって採りましょう!
このとき地下茎を一緒に引っぱり出してしまわないように注意!

4.バジル

バジル
バジル

必要なもの

・買ってきたバジル

・水

・コップ

・プランター20㎝以上のもの

育て方

バジルもネギの様に再生栽培が出来ます!

買ってきたバジルを使い切らずにちょっと我慢して、茎に葉を数枚付けた状態で
水の入ったコップに挿しておきます。
この時水の中に入る部分の葉っぱは茎から取ってあげましょう。
葉っぱが水に浸かっていると、水がすぐに腐っておじゃんになります。

暫くすると茎から根が出てくるので、これを土に植えてあげるだけです。
とっても簡単。

大きくなってきたら図の様に摘心をしましょう。
背がひょろりと高くならずに横へスタイリッシュに広げることが出来ます。

f:id:yuki1995jp:20160411112753p:plain
画像引用 http://basilist.jp/basilog/000012.html

育てる環境

バジルは基本的には日当たりの良い場所が好き!
ですが、夏の日差しがとても強いときは、木陰で育ててあげましょう。

バジルと凄く相性のよいトマトと一緒に植えてあげると、
暑い夏に、バジルはトマトの陰に入って涼むことが出来ます。
また、バジルと植えたトマトは甘くなります。
バジルが土の水分をたくさん吸収してくれるので、乾燥気味だと甘くなるトマトちゃんに好都合なのです。

水やり

土の表面から2-3㎝くらいの部分の土が乾いて来たら、プランターの下から水が出てくるまでたっぷり水やりをしましょう。

とはいえ、
苗から育ててみたいよ!
という方にはこちらがおススメ。

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5.ミント

ミント
ミント

必要なもの

・買ってきたミント

・水

・コップ

・プランター大き目のもの

育て方

ミントもバジル同様に再生栽培が出来ます!

買ってきたミントを、茎に葉を数枚付けた状態で水の入ったコップに挿しておきます。
この時ミントくんも、水の中に入る部分の葉っぱは茎から取ってあげましょう。
バジルと同じく腐っておじゃんになる原因になります。

暫くすると茎から根が出てくるので、これを土に植えてあげるだけです。
ミントはよく根を張る植物なので、大き目のプランターに植えてあげましょう。
ぐんぐん増えます!

こちらもとっても簡単。

★ 注意★
ミントは繁殖力がとても旺盛なので、ほかの植物との混植は避けたほうが良いとされています。
ミントだらけになる危険性があるからです!

とはいえ、わたしの通っているコミュニティガーデンでは、
ねずみちゃんたちが食べ物がどっさりあるよ!
と、どうやら住みついているようなので、
わたしの菜園に、ねずみちゃん予防にミントをこっそり植えてみたりしています。
本当に効果があるかはまだ分かりません。

育てる環境

日当たりの良い場所~半日かげを好みます。
夏の日差しがとても強いときは、木陰で育ててあげましょう。

水やり

土の表面から2-3㎝くらいの部分の土が乾いて来たら、プランターの下から水が出てくるまでたっぷり水やりをしましょう。

6.三つ葉

必要なもの

・三つ葉の種

・プランター 浅くて長いもの45㎝以上

育て方

三つ葉は種が固いので、種をコップやお皿で一晩水に浸けてから植えるとよく発芽します。

指や棒で、5㎜くらいの深さの溝を土にぴーーーーっと一直線に引きます。
そこに1㎝くらいの間隔で種をまきます。

その後、土を軽くかけてあげましょう。
三つ葉は好光性種子といって、太陽の光を感じて発芽する植物なのです。
あまりたくさんの土をかけると発芽しなくなるので気を付けましょう。

私は、写真(👆)の様に、発泡スチロールの入れ物に、
たて40㎝くらいに2本すじを引いて種を撒きました。
発泡スチロールから有害物質が流れ出るのではないか?
と心配な人は、発泡スチロールを使うのはやめましょう。
わたしも今はもう使わないかもしれません。

水やりをするときに種が流れてしまわないように気を付けて、そっと水やりをしましょう。

発芽までは10日~2週間。

育て方にはよく、
間引きをすべし!
と書いてありますが、
間引きをせずに育てた我が家では、やわらかくておいしい三つ葉がたくさん収穫出来ました。

わたしって、家庭菜園の天才!?
とうっかり思ってしまうくらい、簡単に育ってくれる三つ葉ちゃんです。

種まき時期

春撒き:3月下旬~7月上旬  収穫:5月中旬~8月下旬

秋撒き:8月中旬~10月中旬   収穫:9月下旬~12月上旬

育てる環境

日当たりの良い場所を好みますが、葉が固くなるので木陰で育ててあげるとやわらかい三つ葉を収穫出来ます。

水やり

土の表面から2-3㎝くらいの部分の土が乾いて来たら、プランターの下から水が出てくるまでたっぷり水やりをしましょう。


ちょっと長くなってきたので、第一部はここまで!
第二部に続きます~。
お楽しみに!

スクエア

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  1. […] 単に育てられる植物で自信をつけるのもオススメです。とても簡単に育てられる植物をこちらのブログご紹介しています。この中から選んでみても良いでしょう。上のブログでもご紹介し […]

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