こんにちは、Sunnyblogです。
大都会シドニーからオーストラリアの田舎に引越して、
長年夢だった裏庭での家庭菜園を始めて
約4カ月。
辺り一面真っ青な芝生だった裏庭が
いま、森になっております。
家庭菜園初心者のわたしですが、我が菜園を森にすることができました!
さらに、この写真を撮る前3週間ほど、わたしたちは家を空けており、
なんの面倒もみてあげられなかった・・・。
それでも!植物たちはご覧のとおりスクスク育ってくれました。嬉しい!
というわけで、本日は
あまり手間暇かけず、
でも植物はぐんぐん成長する菜園を作りたい!
というあなたに、
あなたの菜園を、手間がかからない素敵な菜園ににするコツ!
をご紹介したいと思います。
これさえ押さえておけば、あなたの菜園もらく~に、きっとふさふさに!!
なる・・はず!
ちなみに、上の我が家の写真の菜園は、
作り込むのに少々時間がかかりましたが、
いったん出来上がりさえすれば
だいたい週に0~1回ほどの水やりと肥料やりでこうなりました。
我が家は自然にやさしく、自分にやさしく。
ということで、化学肥料・農薬抜きで植物を育てております。
さて、
どうやったら手間がかからない素敵な菜園になるのでしょう?
ずばり、
・日当たりと風通しの良いところに菜園をつくること
・よく行くところに菜園をつくる
・良い土をつくること
・水やりは最小限
・あちこちにお花も植えてあげる
さっそく順番に見ていきましょう!!
日当たりと風通しの良いところに菜園をつくること
多くの植物が太陽が大好き。
太陽が好きな植物は、日が当たるところでは光合成をしてぐんぐん育ちます。
逆に日が当たらないところでは・・
細くゆっくり育ちます。
左が日照時間がわりと短いところで育てたおネギ。
右が日あたり抜群のことろで育てたおネギ。
同じ日に植えたのですが、こんなに変わるんですねぇ。
日当たりのよいところに菜園をつくれば、
もし真夏に日が当たりすぎるなぁ・・
なんて場合はシェイドをつくることが出来ます。
でも逆に元から日かげのエリアの日当たりをよくしたくっても、太陽をつくることはできません。
もし、
うちの庭はいっつも陰になっちゃっているのよ~
とか、
庭に大木があって、いつも大きな影が庭に~
という場合は、素直に日かげを好む植物を植えてあげましょう!
例えばターメリックとか、ミョウガは日かげの方が得意。
それから真夏ならレタスなど葉物もわりと日かげで育てられるはず。
(完全に日かげだと難しいかもしれませんが・・・)
シソや三つ葉にいたっては日かげで育てた方が、葉っぱが柔らかくなって美味しいのです!
それから、
風通しの良いところを選ぶのも大切。
あまりにも湿気がこもりすぎるとカビや病気が増えるのです。。
風通しのよいところを選んでカビ知らず!病気知らずに!!
風の向きも考えてみるのも良し!
よく行くところに菜園をつくる
菜園の位置は超重要!
作った菜園の位置によって、菜園に行く回数が変わるからです。
少なくとも、ずぼらなわたしの場合は変わってしまいます。
わたしはなんてったって、
勝手口に一番近いところ
に畑をつくりました。
雨の日もパッとお野菜を採りに行けるし、
夜暗くなってから、
あ!おネギがちょっとほしいなぁ!
なんてときも、夜道を怖がらずにすぐ採りに行けるので大オススメです。
我が家は50m先にも別の菜園があるのですが・・・
やはり足が向く頻度が格段に違うのです。
50m先の菜園は、たまにしか行かない・・。
あと、
そんなに頻繁に収穫しない植物は、
通り道わきに菜園を作るのもオススメです。
通り道なら、通りがけに植物の様子を頻繁にチェックできます。
収穫期も逃しません☆彡
良い土をつくること
これは間違いなしの事実です。
土が良ければ病気にかからないし、余計な虫も寄ってこない。
なにより植物の育ちも良いので
早く収穫出来るようになるのです!
しかし、良い土はどうやってつくるのでしょう?
良い土=微生物がたくさんいる土
良い土には微生物がたくさんいて、
微生物たちが土をふかふかにしてくれたり
余分な栄養素やら農薬やらまでも分解してくれたり、
この地球の循環に大きな役割を担っているのです!
働き者の微生物くんたち。
というわけで、土の中の微生物を増やしましょう!!
いったいどうやって?
下にわたしが微生物を増やしてると思って実践していることを
列挙しておきます。
我が家では、
米のとぎ汁を撒いたり、
大豆などの煮汁を撒いたり、
ヨーグルトの薄め液を撒いたり(食べ終わったヨーグルトの容器に水をたくさん入れて撒くだけ!)
ぬか漬けの捨て野菜や、すっぱくなったキムチを土に埋めたりしています。
もちろん生ごみコンポストも肥料としてときどき使う。
カビちゃったお野菜なんかも、微生物だ!と
土に投げて置いたり、埋めたり、コンポストに入れたりしております。
とにかく、出来る限りのものを土に還してあげております。
それから、我が家にはミミズコンポストというものがありまして、
そのミミズちゃんのおしっこ(ミミズ液肥)を麦茶くらいに薄めて畑に撒いております。
これがとっても栄養があるんです。
上段に生ごみや新聞紙を入れると、ミミズちゃんがパクパク食べて
良い土と液肥(おしっこ)にしてくれるという仕組みなのです。
液肥は下の蛇口から出てきます。便利!
水やりは最小限
水やりも重要項目です。
わたしは、スパルタ教育。
植物たちの葉がくたりとして、
水をおくれよ~
という合図が出るまで水をあげない。
そうすると、根が深くまで伸びて、土深くの水分を吸い上げられるようになります。
タフガイならぬ、タフプランツに育つのです。
甘やかして頻繁にお水をあげていると、土が浅いところにしか伸びないので、
頻繁にお水をあげないと枯れてしまうヤワな植物に育ちます。
(ただし、プランターの植物は、深くにまで根を伸ばせないので、より頻繁にお水をあげないと枯れてしまいます。)
あとこれは余談ですが、
シドニーに住んでいるころ
水道の水と雨水では植物の育ちが違うことに気付きました。
雨が降った次の日は明らかに植物がグンっと伸びているのです!
ちなみに今住んでいる我が家は街の水道管につながっておらず、
雨水タンクなるものがあり、
蛇口をひねても雨水が出てきます。
これが甘~くておいしいのです!
植物にも人間にもおいしい雨水万歳!
あちこちにお花も植えてあげる
お花は食べられないからなぁ・・・
なんて、昔のわたしはまるでお花に興味がありませんでした。
でも、お花があると、
蜂や蝶が飛んできて
わたしたちが何もしなくても、彼らが植物の受粉のお手伝いをしてくれるのです!!
只今我が家はアブラナ科のお野菜たちが一斉にお花を咲かせていて
たくさんのミツバチたちが飛んできてくれております。
マリーゴールドなんかは、
益虫を呼び寄せてくれるだけでなく、
病気も防いでくれるんです!頑張りやさん。
さらに!
中には食べられるお花もあるんですねぇ。
青い美しいお花、バタフライピーなんかはほんのり甘くてさらに綺麗。
サラダなんかに散らしたら、みんなが驚くおもてなしサラダのできあがりです。
わたしも来シーズンは育ててみようともくろんでいます。
以上がわたしが実行中の手間暇かからない家庭菜園のコツでした。
簡単に出来ることばかりなので、皆さんもよかったら試してみてください!
豊作間違いなし!!
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